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「光悦・宗達・素庵」周辺(一) [光悦・宗達・素庵]

その一 「四季草花下絵古今集和歌巻)」周辺(A図)

「近世初頭に現れた本阿弥光悦書・俵屋宗達金銀泥絵の書画作品のなかで、ひと際、鮮やかな光彩を放つ一群がある。一般に四大絵巻と呼ばれる以下の和歌巻である。」(『俵屋宗達 金銀の<かざり>の系譜(玉蟲敏子著)』)

① 四季草花下絵古今集和歌巻(一巻・畠山記念館蔵)
②  鶴下絵三十六歌仙和歌巻(一巻・京都国立博物館蔵)
③ 鹿下絵新古今集和歌巻(MOA美術館・シアトル美術館ほか諸家分蔵)
④  蓮下絵百人一首和歌巻(焼失を免れた断簡が東京国立博物館ほか諸家分蔵)

(周辺メモ・仮説) → 『嵯峨野名月記(辻邦生著)』など

プロデューサー(producer) → 本阿弥光悦・角倉素庵
ディレクター(director) →  本阿弥光悦
クリエイター(creator) →  (書)本阿弥光悦・角倉素庵
              (画)俵屋宗達ほか

その一 「四季草花下絵古今集和歌巻)」周辺(A図)

【「四季草花下絵古今集和歌巻」→ 一巻 紙本金銀泥 三三・五×九一八・七㎝ 印章「伊年」朱文円印 重要文化財 畠山記念館蔵 】(『琳派一(紫紅社)』)

草花下絵古今和歌巻・竹.jpg

A図=部分図(巻頭・「竹」図)・和歌(『古今集』巻一七・雑上)
863 わがうへに 露ぞおくなる あまの川 と(門)わたる舟の かひのしづくか
864 思ふどち まとゐせる夜は 唐錦 たたまくをしき 物にぞありける
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